【フットサル / 戦術分析・解説】オフェンス編(3)<ブロック>

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私からは上記のようなことや、サッカー全国区の古豪、習志野高校サッカー部での経験から得られたお話などを紹介しています。

 

アジアカップでサッカー日本代表が準優勝に終わりましたね。準決勝は日本の力を発揮できただけに決勝が少し残念な結果となりました。

試合の内容については特にここではふれませんが、コーナーキックの回数が多かったので、少し工夫してみるのもチャンスとしてはあったかもしれないですね。

カテゴリーは違いますが、1月に終えた高校サッカー選手権決勝、流通経済柏のコーナーキックの関川選手のヘディングの様な形で、得点ができたらどうだったかなと、たらればではありますが考えてしまいます。

得点のポイントとしては、フリーでシュートエリアへの侵入に成功した事です。

ペナルティエリア外で他選手でブロックを作って関川君をフリーにさせるところは、チームの得点への共通意識が高く、ストロングポイントを最大限活かした点でなるほどといった得点でした。

エリアへの侵入もレアルマドリードでのセルヒオ・ラモスの様な駆け引きのうまさがありました。

瞬間的に少しでもディフェンスを後手にするだけで、ゴール前では大きなチャンスになります。

 

という事で、今回はフットサルにおける<ブロック>を紹介したいと思います。

ブロック

味方ボールホルダーが対峙するディフェンスに向かって邪魔をしてボールホルダーとデイフェンスの距離を作ってボールを保持する二人組みのプレー

動画で説明します。

要するに二人でディフェンスの動きを止めてコースを開ける戦術です。

動画でもありますが、ブロックのシチュエーションにポジティブとネガティブなブロックがあると考えてます。

 

もっと細かく言えば、

シュートや前線にボールを送る為のブロックと、

相手のディフェンスから逃れる「保持」の為のブロック。

 

シュートや前線にボールを運ぶ為のブロックについてですが、大事なのはブロックをする人です。

出来ればボールホルダーのディフェンスに気付かれずに入る事ができたら最高だと思います。

気付かれるとブロックを外してついていかれる事があります。

あとはダッシュでディフェンスをしている人にブロックはファールになるので出来ません。
ドリブラーが対峙して動きが止まった時にアクションを起こすと効果的だと思います。

次に相手のディフェンスから逃れる「保持」のブロックです。

味方にパスをし、前回説明したジャゴナウや、パラレラをしようとした時、ディフェンスとの距離が近い場合、距離だと2メートル以内に入ってしまっている場合は、ブロックの決断をしても良いと思います。

http://legit-football.com/blog/2018/12/13/post-1980/

http://legit-football.com/blog/2019/01/10/post-2003/

距離についてはあくまで2メートルとしましたが、原則としてパスカットをされる、パスコースを限定できている距離になり、プレッシャーがかかっているとしてます。

ドリブルの上手い選手に対してはもちろんその距離感は違ってくるかと思いますが、距離を定義する事で判断のルール付けが出来ると思います。

ここで大事なのは、ブロックで保持ができる様になった選手は、ディフェンスのプレッシャーを外せて保持ができているか、ブロックでズレたディフェンス2人をしっかり把握した方が良いと思います。

保持した段階で起きる現象は2つあります。

ブロックでマーク二人をずらせて保持できている状態と、
ディフェンスの入れ替わり、マークチェンジで対応されている場合です。

違いは赤の2番のディフェンスです。

赤2番のディフェンスがマークチェンジをする場合は、ポジションがブロックしてくれた選手の横にいる事が多い、または出ようとしている。

この時はブロックした選手がブロック後にもらう動きをしてあげるとまたパスをもらう事ができます。

※言葉としてブロックコンテニュー、またはピックアンドロールということもあります。

保持するブロックで大事なのが、ボールを持っている人が矢印方向に早く動いてしまうとマークチェンジとタイミングがあってしまい、結果ディフェンス有利になる事があります。

ブロックをしてくれる選手がいた場合はボールは動かしつつも、ボールを運ぶスピードを少し考えても良いかもしれないです。

相手がブロックされた状況を見る時間を作ってくれている場合があります。

まとめ

サッカーはビルドアップや距離感が基本的には遠く広く使い、選手同士の距離が近いとディフェンスに優位に働きます。(基本的にはです)

ブロックを使う場面はサッカーではゴール前ペナルティエリア内でのプレーになるかと思います。

日本代表もアジアカップではよく惹かれている中で攻めあぐねる事が多かったです。

最初に話をした高校サッカーの関川選手のコーナーキックのヘディングや、セットプレーでも1秒の余裕を作る事が出来れば、ゴールへの確率がかなり高くなったかもしれないです。

南野選手の決勝のゴール

大迫選手が自分でディフェンスを軽くブロックしてスペースを作っていた場面、そこに南野選手が絡み偶然ですが2対1が作れました。

半端ないです。

以上