皆さんこんにちは。サッカー・フットサルウェアブランド LEGIT(レジット)のユニフォーム・チームウェアオーダー担当です。
サッカー・フットサルのユニフォーム、チームウェア作製方法やコツを紹介するチームオーダーのコツシリーズ
今回はエンブレムのプリント、特に大きさや位置のポイント・考え方についてです。
Contents
1.プリントサイズについて
エンブレムのプリントサイズについて、以下は、前提としてレギュラーサイズ(ジュニアサイズ以外)をベースにしております。
ジュニアサイズの考え方については後述しております。
ユニフォーム規程の確認
・シャツ:100cm2以内
・パンツ:50cm2以内
後述しますが、ユニフォーム規程でシャツとパンツでエンブレムのサイズに違いがあります。
公式戦用として作製される場合ご注意ください。
シャツへのプリント
LEGITではユニフォームのシャツへのエンブレムのプリントサイズは通常、縦8cmを目安にしています。
エンブレム本体の枠外の上下に文字や星などがあるデザインの場合、
極端に枠外の文字やデザインのサイズが大きい場合や、上下どちらにもデザインが入り、縦幅が長くならない限り、
枠外のデザインは含めない本体のみの大きさで、同じく縦8cmを目安にしています。

例外として横長のエンブレムデザインの場合、
同じく縦を8cmにすると相対的に全体が大きくなりバランスを崩すこともあるため、その場合は横の長さを基準にします。
<参考>比率1:2で横長のエンブレム

パンツへのプリント
ユニフォームパンツへエンブレムをプリントする場合、シャツとパンツで統一サイズにすることが多いですが、
ここで先に注意したい点が、ユニフォーム規程に合わせる必要があるかということです。
上述の通り、ユニフォーム規程ではシャツとパンツで大きさの制限に相違があり、
シャツのエンブレムサイズを先に決め、それが50cm2以上の場合、シャツとパンツでエンブレムの大きさを統一することができません。
公式戦用として作製する場合でかつ、パンツへのエンブレムプリント希望がある場合は、
先にシャツとパンツで大きさを揃えるかどうかを検討する必要があります。
ジュニアサイズのユニフォーム
ジュニアサイズについてはいくつか考え方があります。
ジュニアサイズのみでチームユニフォームを作製する場合、
作製する全体枚数の内、一部がジュニアサイズになる場合などで考え方も変わり、
作製内容やご要望に合わせて、ベストになるよう適宜調整しております。
このあたりはエンブレムだけではなく、番号サイズなどにも影響するため、
作製時にジュニアサイズのみ、またはジュニアサイズも含むオーダーであることを教えていただけるとよりご提案がスムーズです。
2.プリント位置について
エンブレムのプリント位置は、レギュラーサイズとジュニアサイズで考え方に違いはなく、同じ考え方で対応しております。
ユニフォーム規程の確認
・シャツ:胸
・パンツ:左右どちらかの前面に1箇所
どちらも(テキストでの)チーム名と併置することが可能です。ただしパンツは左右どちらか同じ側に揃える必要があります。
位置の目安
LEGITではエンブレムのプリント位置は左右は襟の外側と中央揃え、高さは右胸のLEGITロゴと中央揃えを基準にすることが多いです。
ただし、これはあくまで基準・目安で、以下のような要因によって位置調整致します。
ユニフォームデザインによる位置調整
わかりやすいところではサッカー、フットサルのユニフォームとして定番人気の縦や横にラインが入るユニフォームデザインの場合、
ライン内に収める、ラインから等幅の位置、ライン中間が中央位置になる等の調整をします。
縦方向のラインが入るデザインなら左右の位置調整、横方向のラインが入るユニフォームデザインなら上下の位置調整をします。
下の画像ではいずれも高さはLEGITロゴと中央揃え、それぞれ縦横のライン間の中央に配置しています。

他マーキングとの併置による位置調整
例えば右胸にLEGITロゴ、番号を入れる場合、ロゴと番号で1つのデザインと考え、
中央揃えをすることが最も多く、次いで上合わせにする事例が多いです。
ただし、その他のプリントとのバランスや、上述の通り、ベースのユニフォームデザインとのバランスなども含めて決めていきます。
シャツとパンツの位置合わせ
LEGITのユニフォーム・ウェアの場合、シャツは右胸、パンツ右足にLEGITロゴが入るデザインが多いため、
シャツ・パンツ共にエンブレムプリントをする場合、左胸、左足で統一することが多いです。
3.特殊なプリント
昇華プリントのメリットを活かして大きなサイズで入れることや、透かし風にして入れることなども可能です。
作製事例を別記事で紹介しておりますので、ご参考ください。※公式戦用ユニフォームへの特殊プリントは非推奨です。
また、本記事では触れておりませんが、特に昇華プリントの作製時に下地を引く場合や、
ユニフォーム本体色とエンブレムの外側が同色の場合など、別記事にて紹介しておりますので、こちらもご参考ください。
以上、エンブレムのプリントのサイズや位置についてのまとめでした。
あくまで基本的な考え方のため、ご要望もヒヤリングの上、選任のユニフォームアドバイザーがチーム毎にベストな提案をしておりますので、ご要望、ご質問、お気軽にお問い合わせください。
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