サッカー・フットサルウェアブランド LEGIT(レジット)の、ユニフォーム・チームウェアオーダー担当です。
このブログでは、サッカー・フットサルのユニフォーム、チームウェアの作製方法やコツについて解説しております。
この記事では昇華プリントで生産されたユニフォームやウェアに、圧着(熱転写)プリントする時の注意点についてまとめています。
・昇華プリントでユニフォームを作製 → エンブレムなどのプリント追加が必要になった
・ベースのユニフォームは昇華プリントで作り、デザイン上(※)、別途、熱転写プリントをしたい
※光沢感を出したい、細かい線を使うデザインなど
・昇華プリントで生産された(型番の)ウェアに、背番号等を入れてユニフォームにしたい
なお、LEGITでのオーダー以外、他メーカー・ショップ等でオーダーする際にも当てはまるケースが想定されますので、ぜひご参考ください。
1.プリントが透けてしまう?
昇華プリントで作製したウェアに圧着(熱転写)プリントをする場合、気を付けなければいけない点が、昇華プリントウェアの柄、デザインなどが透けてしまうことです。

上の写真は、昇華プリントで生産された星柄のデザインのウェアに対して、ホワイトとゴールドで1を2つずつ圧着プリントしたものです。
それぞれ左側がツヤ有りのシート使用、右側が透け防止のツヤなし(ツヤ消し)のシートでプリントされています。
左側2つのホワイトの1番の内、左側の特に赤丸部分がわかりやすいですが、本体の柄である星が透けています。
これが昇華プリントウェアに対して圧着(熱転写プリント)をする際の注意したい点ですが、対して右側のホワイトの1番は星が透けていません。
また、右側2つのゴールドがわかりやすいですが、ツヤ有り、ツヤなしで光沢感が変わってきます。
ツヤ有りの方がより光沢感があり、ツヤなしの方が少しマットな感じで、写真のようなゴールドなどは特にその差がわかりやすいです。
2.何を優先するか
特に影響を受けないパターンとして、追加プリント箇所が少ない場合はそれほど気を使うこともないですが、複数ある場合、プリントをツヤ有りで統一か、ツヤ消しで統一か、場所によって変えるかを考える必要があります。
このあたりはベースのウェアの色や、プリントしようとしている色の組み合わせなどによっても変わってくるので、事前に調整・確認したいところです。
LEGITでのチームオーダーの際は、特に強い御希望がない場合、全箇所をツヤ有り、またはツヤ消しでの統一を推奨しています。
ケースとしては少ないですが、例えば企業ロゴやチームエンブレムで、ホワイトを使う(かつホワイトの面積が大きい)場合や、光沢感がほしいデザインの場合などは、多少の透けてもデザインを優先するケースも想定されます。
3.不確定要素がある
このプリントが透ける透けないは、ベースのウェアの色、デザイン、プリントしたい場所、色の組み合わせなどの影響を受けますが、使用頻度や洗濯環境、生産状況(国産 or 海外産)などの影響も受けるため、プリントしてみないとわからないケースがあります。
特にベースのウェアが海外生産の場合、ツヤ消しのシートを活用しても透けてしまう可能性もあります。
※LEGITの昇華プリントウェアはすべて国内生産です。
また、新しい状態のウェアに追加プリントをする場合は特に問題ありませんが、ユニフォーム作製後、期間がかなり空いた場合などは、メンバー毎に状態のバラつきが出ることもあり、内容によっては新規でユニフォーム作製した方がいいケースが出てくることも想定されます。
使用予定までに時間的な余裕がある場合や、特に問題ない場合は、プリントテストを検討しても◎です。
以上、昇華プリントウェアに圧着(熱転写)プリントをする場合の注意点でした。
こちらはベースとなる考え方で、LEGITではご要望もヒヤリングの上、選任のユニフォームアドバイザーがチーム毎にベストな提案をしておりますので、ご要望、ご質問、お気軽にお問い合わせください。
また、別記事にて昇華プリント、圧着プリントのメリット、デメリットなどもまとめていますので、ご参照ください。
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