サッカー フットサル ユニフォーム作製|背番号・チーム名などマーキングのコツ

サッカー、フットサルウェアブランド LEGIT(レジット) チームオーダー担当です。

このブログではサッカー・フットサルのユニフォーム、チームウェア作製方法やコツを紹介しております。

この記事では、ユニフォームやチームウェア作製時の、背番号、チーム名、ネーム、エンブレム、スポンサーロゴなど、マーキングのデザインやコツ、遊び心などについて解説していきます。

1.使う色のコツ

番号やチーム名に使う色の選び方についてですが、ユニフォーム本体に複数の色を使っている場合は、一部で使っている色で統一するとシンプルにまとまりやすいです。

また、シャツとパンツの本体カラーが違う場合は、シャツにはパンツカラーのマーキング、パンツにはシャツカラーのマーキングだと統一感があります。

ユニフォーム本体に色をあまり使っていない場合は、濃淡が逆の色にするとハッキリとして見やすく綺麗な印象にしやすいです。

2.使う書体(フォント)のコツ

全体の統一感やまとまりを優先する場合は、番号、チーム名、ネームの書体を揃える方が綺麗な印象にしやすいです。

サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

参考事例|チーム名と番号のカラーと書体が両方揃っていて統一感があります。

チームエンブレムの中にチーム名や数字が含まれているデザインの場合、ここも合わせるとさらに統一感が出ます。

ただし、書体を揃えようとすることで、別の問題点が懸念されるパターンもあります。

参考例
チーム名の文字数が多い場合
チーム名の文字数が多い場合、書体によっては縦幅が出せないことがあるので、2段構成にしたり、細身の書体を選ぶとバランスがよくなります。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

サッカー・フットサルユニフォームのマーキングのコツ

【参考事例】胸のチーム名を背番号のフォントに合わせると、横幅のあるフォントのため高さが出せないため、似た印象で横幅を抑えたフォントに変更することで高さを出しています。

サッカー・フットサルユニフォームのマーキングのコツ

参考事例|チーム名の文字数が多く、かつ横幅のある書体のため2段構成の中央揃えにしています。

3.位置のコツ

LEGITでは一部をのぞきウェアの右胸にブランドロゴが入っています。

パンツも一部をのぞき基本的には右足にブランドロゴが入っています。

ウェアベースのデザインやマーキング箇所の多さにもよりますが、番号やエンブレムはその逆側、左胸、左足側に入れることを推奨しております。

公式戦対応のユニフォーム規程に合わせる場合は、スポンサー企業のロゴ入れ可能位置と、位置毎に大きさの規程がありますのでご注意ください。

関連記事:サッカー フットサル ユニフォーム規程の注意点まとめ

左右でどちらかに偏りすぎないようにマーキング位置を決めていくとバランスよく仕上がります。

2021シーズン頃からメーカーロゴとチームエンブレムが中央で縦並びするケースが増えてきました。定番パターンになるかもしれませんね。

4.フチ取り・下地引き

マーキング部分が目立たない場合など、対象にフチ取りをしたり、下地を引いたりすることでハッキリと見えるように対応します。

フチ取り、下地を引くケース例1
白がメインカラーのユニフォームに紺など、濃淡が逆の色でラインや柄が入っているようなデザインの場合
サッカー、フットサルで定番人気のストライプやボーダーデザインのユニフォームに特に多い事例です。

シャツ本体が、Tブルーにネイビーの縦ライン入りのデザインのため、ロゴ(アース製薬)周りに本体カラーと同色のTブルーで下地を引いています。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

こちらはネイビー×ホワイトの本体カラーに、ホワイトで背番号をプリントするため、ネイビーで番号周りをフチ取りしています。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

フチ取り、下地を引くケース例2
チームエンブレムの外側の色とユニフォーム本体の色が同じ場合

特に昇華プリントでのユニフォーム作製時に気を付けたいポイントです。

こちらはウェア本体色のブラックに対して、エンブレム本体の左半分もブラックで、昇華プリントの場合、境目がわからなくなってしまうため、外側全体にホワイトでフチ取りしました。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

フチ取り、下地を引くケース例3
企業ロゴ等で色が指定色で変えられない場合

スポンサーロゴをより目立たせるために、左は白い下地を引いたパターン、右は白でフチ取りをしたパターンです。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

5.大きさのコツ

続いて各種マーキングのサイズについてです。

各種マーキングにサイズ・大きさの希望がある場合は、『大きく』『小さく』のような感覚で調整すると、出来上がり時にイメージ違いが出る原因になるので、横幅、縦幅をセンチ等で具体的に指定するのが間違いないです。

なお、番号やチーム名、ネームについてはフォントや個人名毎に横幅が違うので、縦幅で指定するのが◎です。

公式戦用ユニフォームの各種マーキングは、ユニフォーム規程に合わせますが、規程の最大値まで大きくしない方がいいこともあります。

参考例
文字数の少ないチーム名を胸に入れる場合

規程の最大値までチーム名を大きくするとバランスが崩れる原因になりますが、小さくしすぎても見えづらくなるため、適宜サイズ調整しています。
サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

参考例
個人ネームのサイズ調整

個人ネームは個別に使用文字数が違うため、文字数の多いメンバーをベースに最大の横幅をイメージしてから、取れる範囲内で縦幅のサイズを決めていくといいです。

サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

6.記号を使う

ご質問いただくことも多い内容の1つですが、パソコンやスマホ、携帯で打てる記号であればネームやチーム名に使用可能です。

アイディア次第でちょっと笑ってしまうチーム名やネームが表現可能です。

サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

また、丸や四角で文字を囲む、囲み文字も対応可能です。

サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

関連記事:バックパックやトートバッグなど、バッグへのマーキング

7.プレゼント・ギフトに

チームメンバーへのお誕生日プレゼントや、結婚記念などのお祝い・ギフトに、背番号を日付を見立てたマーキングも事例が多いです。

こちらは日付の数字を並べていますが、前項の通り、記号も使えるので3/28のような形でも対応が可能です。

1つ1つの数字が細身になりますが、4桁なども対応可能です。

サッカー、フットサルユニフォームのマーキングのコツ

名前と名前の間にハート入れたウェディング系のプレゼントなども作製可能です。


以上、マーキングについてのポイント、コツのまとめでした。

ユニフォームやチームウェアの作製時には予算、使用シーンなども添えてご相談いただけますと、よりお客様に合ったご提案・ご案内ができますので、細かくお伝えください。

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本記事や、当サイトの他の記事でも解決できない疑問は、些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

公式戦用のユニフォーム作製の際は、ユニフォーム規程も随時変わっておりますので、最新のものをご確認ください。

当サイトではなでしこリーグやFリーグ対応の事例も載せておりますが、一部ユニフォーム規程が異なります。(本体使用可能カラー、広告掲載箇所)ご注意ください。

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