メジャーリーグサッカーのレベルは?日本人選手についても徹底調査

  • 2025年6月20日
  • 2025年6月16日
  • コラム
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メジャーリーグサッカーのレベルは?日本人選手についても徹底調査

北アメリカのプロサッカーリーグであるメジャーリーグサッカー。実はメジャーリーグサッカーでプレーする日本人選手もいます!

今回はメジャーリーグサッカーのレベルなどについて調査しました。

メジャーリーグサッカーのレベルは?

サッカーの5大リーグといえば、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アンの5つ。メジャーリーグサッカーは5大リーグには入っていません。メジャーリーグサッカーのレベルについてははっきりとは分かりませんが、日本のサッカーリーグ「Jリーグ」と大体同じくらいではないか、「Jリーグと比べて高い、低い」と両者を比較する声をよく見ますよ。

5大サッカーリーグへの移籍は?

前述の5大サッカーリーグへの移籍人数については、Jリーグの方がメジャーリーグサッカーよりも多く、そう考えるとJリーグの方がメジャーリーグサッカーよりもレベルが高いのかな、という気もしますね。一方で選手移籍の際の支出額ではメジャーリーグサッカーの方が上回り、平均観客数でもメジャーリーグサッカーの方が上となっています。リーグの盛り上がり自体はメジャーリーグサッカーの方が上なのでしょうか、それぞれの国の事情もありますから一概には言えませんね。

FIFAランキングでは?

メジャーリーグサッカーは多くのアメリカのチームと少しのカナダのチームで構成されているので、基本的にアメリカの選手とカナダの選手が多くなります。ではこの二カ国のFIFAランキングはどれくらいなのでしょうか。

2025年4月付のFIFAランキングでは、アメリカ合衆国は16位、カナダは30位につけています。ちなみに日本は15位です。16位という順位はかなりの高順位。アメリカがここにつけているということは、メジャーリーグサッカーのレベルもそれなりに高いと言えるのではないでしょうか。カナダの世界ランキング30位という数字も悪いものではありませんよ。

メジャーリーグサッカーでプレーする日本人選手は?

ここからはメジャーリーグサッカーでプレーする日本人選手について紹介します。

吉田麻也

最初に紹介するのは吉田麻也選手です。イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでも長くプレーし、日本代表として100試合以上に出場した日本代表史に残る名選手は、現在36歳。2023年8月よりロサンゼルス・ギャラクシーに加入し、2024年にはチームキャプテンを務め、MLSカップで自身初のクラブチームタイトルを獲得しました。2024年シーズンは期間通算41試合に出場、まだまだ元気ですね!

高丘陽平

続いて紹介するのは高丘陽平選手です。現在29歳のゴールキーパーで、横浜FCのジュニアユースから横浜FC、サガン鳥栖、横浜F・マリノスなどでプレーした高丘陽平選手は、2023年、自身の海外挑戦最初の地としてメジャーリーグサッカーを選びました。チームはバンクーバー・ホワイトキャップス。日本でプレーしていた時以上に、ゴールに直線的に来るチームが多いと肌で感じており、メジャーリーグサッカーでの戦いを通してゴールキーパーとしての幅も広がったと語っていますよ。

久保裕也

続いて紹介するのは久保裕也選手です。現在31歳、FWやMFとして活躍した久保裕也選手は、スイス1部、ベルギー1部、そしてドイツ・ブンデスリーガも経験した選手で、日本代表としてワールドカップ予選を戦ったこともありました。2020年よりメジャーリーグサッカーのFCシンシナティと契約、そこから5シーズンに渡って同チームでプレーを続けましたが、現在は移籍やJリーグ帰還の噂も出ているという状況ですね。

山根視来

続いて紹介するのは山根視来選手です。現在31歳のディフェンダーで、2021年のJリーグアシスト王、2022年のカタールワールドカップ本戦にも出場した元日本代表でもありますよ。2024年より海外挑戦し、その最初の場所に選んだのがメジャーリーグサッカー。ロサンゼルス・ギャラクシーに移籍し、吉田麻也選手と共に全米制覇を成し遂げましたよ。

木島萌生

最後に紹介する木島萌生選手は、メジャーリーグサッカーでプレーする日本人選手の中でもかなり特異な経歴の持ち主です。なんとまだ22歳のMF、実は12歳で渡米しアメリカのスポーツトレーニング施設である寄宿学校、IMGアカデミーに所属。そのままアメリカのウェイクフォレスト大学に進学し、メジャーリーグサッカースーパードラフトで全体17番目の指名を受け、セントルイス・シティSCに入団しました。2025年シーズンからはD.C.ユナイテッドに所属していますよ。

メジャーリーグサッカーとは

ここで改めてメジャーリーグサッカーについて紹介します。メジャーリーグサッカーは1996年に開始したアメリカのプロサッカーリーグです。まだまだ歴史が浅い、新しいサッカーリーグということになりますが、別にメジャーリーグサッカーが出来るまでアメリカでサッカーがプレーされていなかったのかというとそんなことはなく、19世紀から様々なプロサッカーリーグが興ったものの、どれも長く続くこと無く解散していたのですね。1994年にアメリカでのワールドカップ開催が決定するという出来事があり、アメリカでプロサッカーリーグを開催するという機運が発生、メジャーリーグサッカー発足に繋がりました。

クラブ数は徐々に増加中

発足時は10クラブで始まったメジャーリーグサッカー。一度はクラブ数を増やしてから戻すということもありましたが、2005年からエクスパンションが始まってクラブ数が徐々に増加。2025年シーズンより30クラブとなっていますよ。

下部リーグとの入れ替え制度は行っておらず、2部相当のクラブがメジャーリーグサッカーに参入する場合はエクスパンションチームとして加盟しています。また、新規選手の獲得に際してドラフト会議が行われるのも特徴ですよ。

人気も伸びている

北米四大スポーツリーグといえばナショナル・フットボール・リーグ、メジャーリーグベースボール、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション、そしてナショナルホッケーリーグの4つですが、近年はアメリカ国内でサッカーの人気がホッケーを上回っているのではないか、という声も出始めています。いつの日か北米四大スポーツの常識が変わる日も来るかもしれませんよ。

メジャーリーグサッカーの試合の様子については、以下の動画を要チェックです!

出典:Major League Soccer

最後に

今回はメジャーリーグサッカーのレベルや日本人選手などについて紹介しました。メジャーリーグサッカーは、まだまだヨーロッパリーグと比べると知名度も低いですが、年々レベルも人気も上がっています。皆さんもメジャーリーグサッカーの試合に注目してみてくださいね!