2026年のFIFAワールドカップの開催国の一つであるカナダ。サッカーの強さはどれくらいなのでしょうか。
今回はサッカーカナダ代表の世界ランキングの順位などを紹介します。
カナダのFIFAランキングは?
カナダ の男子サッカー FIFAランキングの順位は、2024年12月付のもので31位となっています。200国以上の国が名を連ねるFIFAランキング。2022年までのワールドカップの本戦出場国数が32国だったことを考えると、31位という順位はかなり高いように思えますね。では、カナダのこれまでの国際大会での成績はどういったものだったのでしょうか。
カナダのワールドカップの成績は?
22大会中15大会に参加、1970年大会以降はすべての大会に出場しているカナダですが、本戦出場を果たしたのは1986年大会と2022年大会の二回だけ。2022年大会では1次予選、2次予選を好成績で通過、3次予選ではこれまでの予選を免除された5カ国含む8カ国の中で1位の成績を残し、36年ぶりのワールドカップ本戦出場を果たしました。
しかし本戦ではモロッコ、クロアチア、ベルギーを相手に一勝も出来ず、グループリーグ敗退。今のところワールドカップ本戦では通算6戦6敗となっています。
CONCACAFゴールドカップでは優勝経験も
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する大陸選手権大会、CONCACAFゴールドカップでは1985年と2000年に優勝を収めています。近年では2017年、2019年大会でベスト8、2021年大会ではベスト4に輝いていますよ。現時点での最新大会である2023年大会ではベスト8という結果に終わっています。
サッカーカナダ代表の注目選手は?
ここからは現在のサッカーカナダ代表の注目選手について紹介します!
ジョナサン・デイヴィッド
最初に紹介するのはジョナサン・クリスチャン・デイヴィッド選手です。オタワ出身のハイチ系カナダ人で現在24歳、代表通算24得点を記録する、カナダを代表するストライカーですよ。ユース時代にカナダからベルギーのKAAヘントへ移籍し、2018年にそちらでプロとしてのキャリアをスタート、2020年にはフランスのリーグ・アンのLOSCリールと5年契約を結び、現在もそちらでプレーしています。
カナダが初めて出場した2024年のコパ・アメリカでは、ペルー戦で決勝点を記録してカナダのコパ・アメリカ初勝利に貢献しました。
ステファン・ユースタキオ
続いて紹介するのはステファン・アントゥネス・ユースタキオ選手です。オンタリオ州レミントン出身で、現在28歳、両親はポルトガル人のため、過去にU-21ポルトガル代表としてプレーしたこともありましたが2019年よりカナダ代表としてプレーしています。
現在所属しているのはポルトガルのプリメイラ・リーガのFCポルトで、元は期限付き移籍で加入していたものの、その後2022年から2027年までの契約で完全移籍となりました。2024年には代表として10試合以上に出場、今のカナダ代表を支える名ミッドフィールダーです。
アリスター・ジョンストン
最後に紹介するのはアリスター・ジョンストン選手です。カナダ、アイルランド、北アイルランドの国籍を持つバンクーバー生まれの選手で現在26歳、幼少期にモントリーオールに引っ越したことからフランス語も話すことができます。
カナダ、そしてアメリカのクラブを経験し、2023年よりスコットランドのスコティッシュ・プレミアシップのセルティックFCに所属しています。2021年に代表デビューを果たし、2022年のワールドカップのメンバーにも名を連ねました。カナダの守りを支える名ディフェンダーですよ。
最後に
今回はカナダのサッカーFIFAランキングや注目の代表メンバーについて紹介しました。開催国として2026年のワールドカップに臨むカナダ。念願の初勝利を掴み取りたいところですね!