アフリカ勢・サッカーチュニジア代表のFIFAランキングは？注目選手はいる？

2023年10月のキリンチャレンジカップで日本と対戦したサッカーチュニジア代表。過去6度のワールドカップ本戦出場経験を持つ国ですよ。

今回はサッカーチュニジア代表のFIFAランキングなどについて紹介します。

チュニジアのFIFAランクは30位

チュニジアのサッカーFIFAランキングの順位は、最新のもので30位です。日本は現在24位、順位的にはかなり近いのですね。

チュニジアは北アフリカのマグリブに位置する共和制国家です。サッカーの国際大会では、アフリカネイションズカップやアラブカップなどに出場しています。

チュニジアは1962年に初めてFIFAワールドカップの予選に出場。1978年に初めて本戦に出場し、同大会ではグループリーグ敗退となったものの1勝1敗1分という成績を残しました。

その後、1982年から1994年まで連続で予選敗退、1998年から2006年までは三大会連続で予選を突破したものの、いずれの大会も本戦では0勝に終わりました。2010年大会、2014年大会も予選敗退となっています。

2018年大会では予選を突破し、本戦で実にワールドカップ40年ぶりの勝利を記録。2022年カタールワールドカップでは、やはりグループリーグは突破できなかったものの、フランス相手に1対0での歴史的大金星を挙げています。

アフリカサッカー連盟主催のアフリカネイションズカップでは、本戦14カ国が参加した2004年大会で見事優勝を果たしています。

本戦24カ国が参加した2019年大会では4位という好成績を収めましたが、直近の2023年大会ではグループリーグ敗退に終わっています。

2021年のFIFAアラブカップでは本戦出場16カ国の中で準優勝という成績を残していますよ。

ここからはサッカーチュニジア代表の注目選手について紹介します。

最初に紹介するのはディラン・ブロン選手です。1995年生まれの29歳、フランス生まれでフランスの国籍も持つものの、母がチュニジア出身ということでチュニジア代表を選択しています。

フランスの最上位リーグ「リーグ・アン」でのプレー経験を持ち、現在はイタリアのサッカークラブ「USサレルニターナ1919」に所属しているDFです。

2018年、そして2022年のワールドカップでも代表として活躍、チュニジアのディフェンスリーダーの呼び声高い選手ですよ。

続いて紹介するのは、エリス・スキリ選手です。1995年生まれの29歳、スキリ選手もフランス生まれなのですね。チュニジア人の父とフランス人の母の間に生まれ、リオ五輪予選からチュニジア代表として活躍しています。

現在はドイツ、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属、2021年にはチュニジア年間最優秀選手にも選ばれた名MFです。2018年、2022年のワールドカップにも出場、チュニジアの中核を担う重要な選手です。

最後に紹介するのは、ハンニバル・メイブリ選手です。2003年生まれの21歳、メイブリ選手もフランス出身であり、過去にはU-16、U-17フランス代表としてプレーしていました。

イングランドのプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドでプレーし、現在はスペイン、ラ・リーガのセビージャFCに買取オプション付きの契約でレンタル移籍しています。

2022年には19歳の若さでチュニジア代表の10番を背負った逸材で、今後のチュニジアを背負うMFとして期待されていますよ。

今回はサッカーチュニジア代表のFIFAランキングなどについて紹介しました。

2022年ワールドカップでは惜しくもグループリーグで敗退し、未だグループリーグ突破経験が無いチュニジア。次回大会で悲願の初突破となるのでしょうか。