ナイジェリアにルーツを持つ日本人サッカー選手、オナイウ阿道選手。過去には日本代表としてワールドカップ予選を戦ったこともありました。
今回はオナイウ阿道選手の成績や経歴について紹介します。
オナイウ阿道の成績は?
フランスのリーグ・アン、アソシアシヨン・ドゥ・ラ・ジュネス・オセロワーズ(AJオセール)でプレーするオナイウ阿道選手。2024-2025シーズンの成績は5月18日現在、31試合945分に出場し、4ゴール1アシストを記録しています。また、イエローカードを二枚、レッドカードを一枚貰っていますよ。スタメン出場試合は9試合、地上戦回数は149回で地上戦勝利数は67回となっています。
出典:DAZN Japan
Jリーグでの成績は?
2014年から2021年まではJリーグでプレーしていたオナイウ阿道選手。J1での4シーズンでリーグ戦76試合に出場、26得点を記録しました。J2での4シーズンでは104試合に出場し32得点を記録、特にレノファ山口FCでプレーした2018年はJ2得点ランキング2位となる22得点を記録し、オナイウ阿道選手も後に「山口時代の1年間が結構大きかった」と語っています。
フランスでの成績は?
オナイウ阿道選手は2021-2022シーズンと2022-2023シーズンはフランス、トゥールーズFCでプレーしました。初年度はフランスの2部リーグ、リーグ・ドゥでのプレーとなりましたが、リーグ戦38試合に出場し10得点を記録、同年のフランス杯でも5試合に出場して2得点を記録しました。オナイウ阿道選手の活躍もあってトゥールーズFCはリーグ・アンに昇格、しかし2022-2023シーズンのオナイウ阿道選手は34試合出場で2得点に留まりました。
2023-2024シーズンは当時リーグ・ドゥのAJオセールでプレーし34試合出場で15得点、新天地でもリーグ昇格に貢献しましたよ。
オナイウ阿道のプレースタイル
日本人とナイジェリア人のハーフで180cmの身長を誇るオナイウ阿道選手は、身体能力の高さを活かした様々な点の取り方を出来る、手数の多いFWです。ヘディングシュートやDFのマークをものともしない反転シュートなど、様々な得点パターンを誇るFWなんですね。その身体能力をフルに活かすための技術力も備えており、「特出した能力」というよりは「高い総合力」で戦うタイプのサッカー選手なんです。
オナイウ阿道の経歴
高校時代に全国高校総体でチームをベスト4に導き、大会優秀選手に選出されたオナイウ阿道選手は、2014年に当時J2だったジェフユナイテッド千葉へ入団。U-23で戦うリオ五輪への最終予選でも活躍し、2017年にJ1の浦和レッズへ完全移籍しました。しかし浦和レッズでは出場機会に恵まれず、2018年にレノファ山口FCへ期限付き移籍。そちらで活躍すると2019年はオオイタトリニータに期限付き移籍し、2020年と2021年には完全移籍した横浜F・マリノスでプレーしました。横浜F・マリノスではリーグ戦20試合12得点、リーグ杯7試合3得点と活躍しました。
2021年より海外へ挑戦
2021年7月より海外挑戦、フランスのリーグ・ドゥ、トゥールーズFCでプレーすることとなったオナイウ阿道選手はクラブの1部昇格に貢献する活躍を見せるも、リーグ・アンでの戦いとなった翌シーズンは結果を残す事が出来ず批判に晒されることもありました。新天地、AJオセールでは二度のハットトリックなどの活躍を見せ、チームの1年でのリーグ・アン復帰に貢献してみせましたよ。
最後に
今回はオナイウ阿道選手の成績や経歴について紹介しました。異国で奮闘を見せるオナイウ阿道選手。2025年現在でまだ29歳ですから、これからの日本代表復帰にも期待したいですね!