勝てる社会人競技フットサルチーム作り/チームの外的環境の確認・整理をしよう!

こんにちは!リガーレヴィア葛飾(FリーグDiv2)の米谷です。

 

この<勝てる社会人競技フットサルチーム作り>シリーズでは、

・競技フットサルチームを立ち上げた

・なかなか勝つことができず悩んでいる

そんな代表者、選手兼監督のような立場の方に、東京都フットサルリーグのチームで私が監督を務めている経験を基に、チーム運営の参考になれるよう書いています。

 

第2回は、チームの環境について考えたいと思います。

前記事:勝てる社会人競技フットサルチーム作り/チームの約束事を設定しよう!

前提条件

環境とはオープンリーグを戦っていくことにおいて、自チームが置かれている状況と定義します。

 

チームが活動する上で、環境を考慮して取り組まなければ勝率は上がりません。

環境については、外的環境と内的環境と2つに分け、今回は外的環境について考えたいと思います。

外的環境とは

チーム内部以外の環境というように定義します。

 

例えば、所属リーグの開催場所やコートサイズ、試合時間など、自チーム内の環境以外のことです。

リーグを戦っていく前に、必ずこの外的環境について整理することが重要です。

外的環境の整理例

リーグ概要について

・リーグの開催場所

・リーグの開催頻度(月1?2週間に一回?)

・開催時間

・審判(公式リーグでも他チームが審判を行うことがあります)

・試合時間

・時間形式(プレイング?ランニング?)

・タイムアウトの有無

・アップ時間

・リーグの形式(一巡?二巡?)

・昇格の条件

・リーグのチーム数

場所について

・コートの種類(屋内?屋外?人工芝?人工芝の種類)

・コートサイズ

・コートから壁までの距離(すぐボールを拾えるか?)

相手チームについて

これについては別に書きたいと思います。


などなど、挙げてみるとキリがないですね。

 

もし、自チームの目標が優勝や昇格であれば、外的環境を整理し、逆算していく必要があります。

 

特に重要なのはコートサイズです。

※これが東京都オープンリーグにおいては鬼門でした。

 

会場によってはピッチサイズが34メートル×17(通常は40×20)など、現実とはかけ離れたピッチで戦わなければいけないこともあります。

このピッチサイズによって、自チームの戦略、戦術が決まってくるといっても過言ではありません。

 

僕の例で挙げれば「昇格」という目標に対して、ピッチサイズが狭いことが多かったので、

自陣でボールを繋ぐことは極力避け、早く縦にボールと人を走らせることを徹底しました。

 

なぜなら、自陣でボールを失えば、その場所は即フィニッシュゾーンになる可能性が高いからです。

こういったリスクを極力避けることをチームに対して促しました。

 

こう書くとつまらないように感じますね。笑

 

「昇格」という目標に対して、本来やりたいボールを回して綺麗に崩して点を取る方法などは我慢したのが、現実でした。

なぜなら、オープンリーグのピッチサイズでは、フットサルで一般的な戦略戦術というのがほとんどリスクに繋がるからです。

 

逆に考えると、戦い方というのは限られてくるので決めやすいですし、対策しやすいということにもなります。

 

このあたりはまた別に書きたいと思います。

 

チームが年間通して戦うために、自チームが置かれている環境について整理することは、非常に重要になりますので一度確認してみてください。

 

さらに、外的環境によって、チームの内的環境も影響を受けることになりますので、このあたりも今後書いていければと思います。

 

この考え方は、ワンデー大会でも考えることができるので参考にしてみてください。

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