Jリーグの有力チームの一つ、浦和レッズ。ACLでも日本のクラブで最多、3度の優勝を誇っています!
今回は浦和レッズがACLに強い理由を調査しました!
浦和レッズがACL2022を制覇!
2023年5月7日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2022ノックアウトステージ決勝第2戦。サウジの強豪、アル・ヒラル相手に戦った浦和レッズ。
同戦で相手のオウンゴールを誘い、1-0で試合を終えた浦和レッズは、決勝2戦合計でも2-1とし、見事チャンピオンに輝きました!
大会MVPに選ばれたのは、同戦でキャプテンを務めていた酒井宏樹選手。試合後のセレモニーでも優勝カップを受け取り、力強く掲げましたよ。
ACLとは?
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)とは、FIFA主管、アジアサッカー連盟主催のクラブチームによるサッカーの大陸選手権大会です。
アジアのNo.1クラブチームを決める、アジアのクラブチームにとって最も権威のある大会なのですね。
2002年度に現在の制度、名前でスタートしたACL。浦和レッズは2007年、2017年、2022年大会と三度優勝しており、これは全てのクラブで最高の数なんですよ。
浦和レッズはなぜACLに強い?
2007年大会に初出場してから8度ACLに出場し、6度のグループステージ突破、4度の決勝進出を果たしている浦和レッズ。なぜ浦和レッズはここまでACLに強いのでしょうか。
始まりは、2002年にクラブ代表に就任した犬飼基昭さんの「アジアナンバーワンになる」という号令だったそうです。
本気でアジア1を目指し、育成と補強を行ってきた浦和レッズ。その努力は2007年に遂に結実します。
経験が何よりも大きな財産
2007年、2008年大会とACLで戦い、これまでとは違う景色を見た選手達、そしてサポーター。後の浦和レッズにとって大きな財産となったのが、この時の経験でした。
日本国内ではいまいちACLが大きな大会と思われていない時期もあった中で、ACLを経験した浦和レッズだけが、他のJリーグのクラブとは違った見方をしていたのですね。
日本一で留まらず、アジアを獲って世界へ。その意識の高さこそが、浦和レッズがACLで結果を残してきた理由なのです。
クラブ自体に根付く意識
時が流れれば当然選手も変わってきます。しかし浦和レッズは2007年大会に初優勝、2022年大会でも優勝。昔も、今も、変わらず強さを維持しています。
継続してACLに挑み続け、多くの選手が大会の経験を積んできたこと。先輩選手から後輩選手へ経験値が受け継がれてきたことで、浦和レッズはその強さを維持してきたのでしょう。
他のチームから浦和レッズに入った選手の中にも、浦和レッズのそういった意識、他のクラブとの違いを実感する選手は多いようですよ。
サポーターにとってもACLは特別
浦和レッズの応援を続けるサポーター達にとってもACLは特別です。サッカーは他のスポーツと比べても、クラブとファン、サポーターの一体感が強いという特徴があります。選手たちとサポーターが同じ方向を向いているのも、チームの強さに影響しているのでしょうね。
浦和レッズがACLを戦う時、サポーターの熱もリーグの時と比べて大きくなるようです。
圧倒的な熱量がスタジアムを覆う
埼玉スタジアムで行われた2022年大会の最終戦には、アル・ヒラルと戦う浦和レッズを応援するために5万人超のサポーターが詰めかけました。試合中にも圧倒的な熱量がスタジアムを覆い、選手たちの奮戦の支えになったことは間違いないでしょう。
サポーターとともに戦い続ける限り、浦和レッズのACLでの強さはこれからも不変なのでしょうね。
最後に
今回は浦和レッズがACLに強い理由について調査しました。
強いからACLに出場し、ACLでの経験が更にチームを強くする好循環。浦和レッズが再びACLの頂点に立つ日も、きっと遠くはないのでしょうね。