近年アジアの強豪として名を馳せているサッカーサウジアラビア代表。その強さの秘訣はどこにあるのでしょうか。
今回はサウジアラビアのサッカーがなぜ強いのかについて調査しました。
サウジアラビアはサッカーが強い！
現在FIFAランキングで56位につけているサウジアラビアのサッカー代表。2018年、2022年のFIFAワールドカップで本戦に出場し、いずれもグループリーグで敗退に終わったものの1勝を記録しています。AFCアジアカップでも、2011年と2015年はグループリーグ敗退だったものの2019年、2023年大会ではベスト16に輝きました。近年力をつけていることは間違いないようです。
サウジアラビアがサッカーに力を入れている
国がサッカーに力を入れるようになると、当然チームのレベルは上がっていきます。もちろん限界はあるでしょうが、ある程度のところまではチーム力を底上げできるはずですよ。サウジアラビアもそのようにして、国の方針でサッカーに力を入れていったのでしょう。わかりやすいのが、サウジマネーによる大物選手の獲得です。
サウジマネーでスター選手を次々獲得
2022年12月31日にクリスティアーノ・ロナウド選手がアル・ナスルFCとサッカー史上最高額の290億2800万円で契約を結んだことが話題になりましたが、このようにサウジアラビアの各チームは近年スター選手を次々と大金で獲得しています。そのため、サウジ・プロ・リーグの注目度も上昇。国外含め、より多くの人がサウジアラビアのサッカーリーグの試合を見ることが出来るようになりました。
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選手の実力やモチベーションがアップ
当然他国の選手をサウジ・プロ・リーグでプレーさせても、その選手達がサウジアラビア代表としてFIFAワールドカップなどの国際大会を戦ってくれる訳ではありません。しかし名だたるスターたちと敵、味方としてサッカーを行う機会はサウジアラビアの若手選手達の実力向上に大いに影響を与えますし、多くの人から注目されるという状況は自国の選手たちのモチベーションアップにも繋がっていることでしょう。サウジ・プロ・リーグの盛り上がりがサウジアラビア代表の強化に直結していると言えます。
サウジアラビア代表の有名選手は？
ここからはサウジアラビア代表の代表的選手について紹介します。
サーレム・アッ=ドーサリー
最初に紹介するのはサーレム・アッ=ドーサリー選手です。ポジションはFWやMF、アル・ヒラルに所属しています。
サウジアラビアといえば、カタールワールドカップで当時36試合無敗、FIFAランキング3位だったアルゼンチンと対決、結果的にそのワールドカップで優勝を果たしたアルゼンチンに初戦で大金星を挙げたことで有名ですが、その試合で逆転の決勝ゴールを挙げた選手こそがサーレム・アッ=ドーサリー選手なんですよ。
サレー・アル＝シェフリ
続いて紹介するのはサレー・アル・シェフリ選手です。ポジションはFWで、2019年からアル・ヒラルでプレー。2024年7月にアル・イテハドに移籍したばかりの選手ですよ。先述のアルゼンチンとの試合では同点ゴールを記録、大金星に大いに貢献しました。サウジアラビアを代表するストライカーとして、代表戦では度々得点を記録しています。
フィラース・アル・ブライカーン
最後に紹介するのはフィラース・アル・ブライカーン選手です。ポジションはFWで、2023年9月よりアル・アハリでプレーしている選手ですよ。当時22歳でカタールワールドカップの代表に名を連ね、その後も順調に成長。現在はサウジアラビア代表の中核を担う選手となっています。
サウジアラビア代表は2021年にワールドカップ予選で日本と対戦し、1対0で勝利しています。この時に得点を挙げた選手こそがフィラース・アル・ブライカーン選手でした。
最後に
今回はサッカーサウジアラビア代表が強い理由や有名選手について紹介しました。桁違いの金額でスター選手を獲得し、世間を驚かせているサウジアラビア。それに見合っただけの効果は、自国の代表の実力という面でも出ているのかもしれません。
