2023年よりスペインの名門、レアル・マドリードで活躍するジュード・ベリンガム選手。2022年のワールドカップではイングランド代表史上2番目の若さでワールドカップでの得点を記録するなど、これからも長く活躍することが期待される選手です。
今回はジュード・ベリンガム選手の成績や歴代の背番号について調査しました。
ジュード・ベリンガムの成績は?
バーミンガム近郊のスタウアブリッジで生まれ、8歳からバーミンガム・シティFCユースでキャリアをスタートさせたジュード・ベリンガム選手は、2019年、16歳でトップチームに昇格し、以降も活躍を続けています。まずはジュード・ベリンガム選手の成績を紹介しますよ。
2019-2020シーズン
2019年8月にイングランド、バーミンガム・シティFCでプロデビューを果たしたジュード・ベリンガム選手は16歳63日というクラブ史上最年少の若さで得点を記録。リーグ戦41試合、カップ戦2試合、リーグカップ1試合出場とフル回転し、リーグ戦では4得点を記録しました。
2020-2021シーズン
2020年7月にドイツのボルシア・ドルトムントと契約を結んだジュード・ベリンガム選手は同年9月にドルトムントデビューを果たし、17歳77日でゴールを決めました。これもクラブ歴代最年少でのゴールでしたよ。2020-2021シーズンはリーグ戦29試合に出場し、1得点、カップ戦6試合に出場し、2得点を記録、更に2020年11月にフル代表に初招集、2021年6月のUEFA EURO 2020 でEURO史上最年少出場を記録するなど、国際大会にも10試合出場し、1得点を記録しています。
2021-2022シーズン
ドルトムントでの2シーズン目ではリーグ戦32試合に出場し、3得点。カップ戦でも3試合に出場するなど躍動、国際大会では8試合に出場し3得点を記録しましたよ。
2022-2023シーズン
2022-2023シーズンにはリーグ戦31試合で8得点を記録、カップ戦4試合で2得点を記録するなど大活躍で、ドイツ・ブンデスリーガの年間最優秀選手に選ばれました。更に2022年のワールドカップで、グループリーグ初戦のイラン戦で先制点を記録、決勝トーナメント1回戦のセネガル戦で先制点に繋ぐアシストを記録するなど躍動、国際大会7試合で4得点を記録する活躍を見せましたよ。
2023-2024シーズン
前シーズンの活躍をもって争奪戦になったジュード・ベリンガム選手は、10代のミッドフィールダーの選手として史上最高額とも報じられる契約でレアル・マドリードに移籍、2023年8月の開幕戦でデビューし、その試合で初得点を記録する鮮烈デビュー。同シーズンはリーグ戦28試合で19得点を記録するなど得点力を大幅に向上させ、カップ戦にも1試合出場しました。国際大会でも11試合出場で4得点記録しています。
2024-2025シーズン
2024-2025シーズンはヨーロッパ・スーパーカップの優勝に貢献するなど活躍。リーグ戦31試合出場で9得点、カップ戦4試合出場で1得点、国際大会13試合出場で3得点を記録するなど、同期間に58試合出場、15得点のフル回転でした。しかし2025年のクラブワールドカップ終了後に、2023年に脱臼して以降テーピングを施してやってきていた左肩の手術を実施、2025-2026シーズンの序盤は欠場することとなりました。
出展:DAZN Japan
ジュード・ベリンガムの歴代背番号は?
ここからはジュード・ベリンガムの歴代背番号を紹介します。
バーミンガム・シティ時代
ジュード・ベリンガム選手がバーミンガム・シティ時代に背負った番号は22番です。ジュード・ベリンガム選手にとってはユース時代から慣れ親しんだ番号なんですよ!
バーミンガム・シティのトップチームには一年しか在籍しなかったジュード・ベリンガム選手ですが、その鮮烈な活躍で22番はジュード・ベリンガム選手の代名詞になりました。「私たちが育て上げた才能を忘れないため」などの理由で、なんとバーミンガム・シティは22番をクラブの永久欠番としていますよ!
ボルシア・ドルトムント時代
ボルシア・ドルトムントに移籍した後も、ジュード・ベリンガム選手は22番を継続して背負っています。ジュード・ベリンガム選手にとっても、この22という背番号は思い入れの強い物であることが伝わってきますね。
22番という番号には意味があり、守備的MFが背負う4番、攻撃的MFが選ぶ8番、トップ下の選手が背負う10番、これらの役割を全てこなすスーパープレイヤーであるジュード・ベリンガム選手を表すのに、4と8と10を足した22番が最適なのだとか。ジュード・ベリンガム選手を端的に表したのが22番なのです。
レアル・マドリード時代
レアル・マドリードではジュード・ベリンガム選手は5番を背負っています。レアル・マドリードではすでにアントニオ・リュディガー選手が22番を背負っており、その兼ね合いもあってか別の番号を背負うことになったジュード・ベリンガム選手。レアル・マドリードの5番というとかつてジネディーヌ・ジダン選手が背負っていた番号であり、ジュード・ベリンガム選手も「僕はいつもジダンを尊敬していて、願わくはこの背番号の伝統を引き継ぎたい」と語りました。
5番にも先任はいた?
とはいえ、5番も当時はヘスス・ハジェホ選手が背負っており、前任がいたのは5番も22番も変わりありません。それでもジュード・ベリンガム選手は交渉の末5番を背負うことに。ジダン選手への思いがそれほど強かったということでしょうか。
一方で、ジュード・ベリンガム選手は「背番号5をつけていても、心のなかではまだ22番」ともコメントしており、22番も大事な番号であり続けているようです。
代表での背番号は?
イングランド代表としては、U-21世代などでは8番や10番といった攻撃的な番号を背負い、チームの攻撃面で中核を担ったジュード・ベリンガム選手。トップチームでは22番、8番、10番などを背負っています。代表においてもジュード・ベリンガム選手の役割に沿った番号を与えられているという印象がありますね。
最後に
今回はジュード・ベリンガム選手の成績、歴代の背番号や選んだ理由について紹介しました。バロンドールの候補にもなるなど、若くして凄まじい実績を積み続けているジュード・ベリンガム選手。今後のレアル・マドリードだけでなく、イングランド代表を背負う一人となることは、疑いようもありません。今後の活躍に要注目ですよ!