2024年6月に日本代表とも対戦したサッカーミャンマー代表。FIFAランキングの順位はどれくらいなのでしょうか。
今回はサッカーミャンマー代表のFIFAランキングや日本との対戦歴について紹介します。
ミャンマーのFIFAランキングは?
ミャンマー のサッカー FIFAランキングは2024年7月付けの最新の物で166位となっています。同ランキングで順位がついたのは全部で210国。ミャンマーの順位は決して高くないと言えますね。
イギリスから独立し、1989年までは「ビルマ」と呼ばれていた東南アジアの共和制国家、ミャンマー。ビルマ時代にはアジア屈指のサッカー強豪国だったそうです。ここからはミャンマーの主要大会での成績を見てみましょう。
AFCアジアカップでの成績は?
アジアサッカー連盟主催のナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会「AFCアジアカップ」には、第一回大会の1956年から1964年までの三大会までには出場せず、1968年大会に出場するも、1972年から1992年までの大会には再び不参加となっています。
その1968年大会では予選を1位通過し、本戦でイラン、イスラエル、香港、中華民国と激突。4試合で2勝1敗1分という戦績で、全勝優勝を成し遂げたイランに次いで準優勝に輝きました。
近年は予選を突破できず
その後1996年から2004年大会、更に2019年と2023年の大会に挑んだミャンマーですが、これらの大会では予選敗退となっています。アジア競技大会では1966年、1970年の大会で連覇を果たしていたものの、ビルマからミャンマーとなって以降は国際大会で目を見張る成績を出せていないようです。
ワールドカップでの成績は?
ではワールドカップでの成績はどうなのかというと、これまで一度も本戦出場を果たせていません。アジアでも強豪と呼ばれたビルマ時代に本戦出場を果たしていてもおかしくないものですが、そもそもミャンマーは1930年から2002年まで不参加と棄権で一度も予選にも出場していなかったのです。おまけに2006年には出場剥奪となっており、2010年大会でようやく予選初出場となりました。
2026年大会の予選は?
2026年大会の予選では、一次予選でマカオと戦い1勝1分、二次予選進出を果たしました。しかし二次予選では日本、北朝鮮、シリアと同じグループとなり、6試合で5敗1分と結果を残すことができず、2026年FIFAワールドカップ本戦出場も叶いませんでした。
日本との対戦成績は?
ミャンマーと日本のサッカーでの対戦成績は日本から見て16戦9勝2敗5分とされています。初対戦はミャンマーがまだビルマだった1955年の話。当時のビルマはアジア有数の強豪国で日本から見ても難敵だったと思われますが、近年は両国のFIFAランキングの数字にも大きな差が出ており、対戦成績からも察せられますが日本がミャンマーを圧倒する試合が多くなっているようです。
また、ミャンマーにとって日本はある意味で因縁の国。ワールドカップアジア2次予選で2021年に戦った際、ミャンマーは日本に0対10というスコアで敗戦しています。大迫勇也選手が5ゴールを決めるなど大暴れしましたよ。
【日本10-0ミャンマー|採点&寸評】大迫が圧巻の5ゴール!! 先発抜擢の板倉も猛アピール | サッカーダイジェストWeb (soccerdigestweb.com)
最新の対戦では?
2026ワールドカップの二次予選でも激突した両国。これが日本とミャンマーの最新の対決となっているのですが、2023年11月に行われた試合では5対0で日本が勝利。2024年6月の試合でも5対0でやはり日本が勝利しています。日本からすると快勝ですが、ミャンマーから見ると苦しい試合が続いていますね。
最後に
今回はミャンマー代表のサッカーFIFAランキングや日本との対戦歴について紹介しました。ミャンマーの最大差敗戦試合こそが2021年の日本との10対0という結果になった試合なんですね。確かにサッカーではなかなか聞かない数字です。