約10年にわたってマンチェスター・シティでプレーし、72ゴールを記録したケヴィン デ ブライネ選手。ベルギー代表としても活躍し、近年はキャプテンを務めていることでも有名です。2025年より新天地でプレーしますよ!
今回はケヴィン デ ブライネ選手の成績や経歴、歴代所属チームについて紹介します。
ケヴィン デ ブライネの経歴
早速ケヴィン デ ブライネ選手の経歴を、歴代所属チームや成績などと共に紹介していきますよ。
4歳でサッカーを始める
ベルギーのヘントで生まれたケヴィン デ ブライネ選手は、4歳の頃にサッカーを始めました。始めてすぐに地元メディアから「神童」として注目を集めるなど、高い才能の持ち主として知られ、なんとベルギー中の全てのユースクラブがケヴィン デ ブライネ選手のことを欲しがったという逸話があるんですよ。
KRCヘンクでトップチームデビュー
ケヴィン デ ブライネ選手がキャリアをスタートさせたのは地元、ベルギーのKAAヘントのユースチームでした。2003年に同チームでキャリアをスタートさせたケヴィン デ ブライネ選手は、2005年にKRCヘンクに移籍し、2008年にトップチームに昇格、2009年にデビューし2010年にプロ初ゴールを記録しました。この初ゴールの時点でケヴィン デ ブライネ選手は17歳という若さでしたよ。
2008-2009シーズンはリーグ戦2試合の出場でしたが、翌シーズンからリーグ戦で35試合、32試合、28試合と多くの試合数を重ね、リーグ戦での得点は2009-2010シーズンに3得点、翌シーズンに5得点、更に翌シーズンには8得点を記録しました。
ヴェルダー・ブレーメンでプレー
2012年1月に母の生まれ故郷、イングランドの強豪であるチェルシーFCに移籍しました。移籍後、2011-2012シーズンの残りはレンタルという形でKRCヘンクでプレーを続けています。
2012年8月からはチェルシーFCからレンタル移籍でドイツのヴェルダー・ブレーメンでプレー、2012-2013シーズンにリーグ戦33試合出場で10得点を記録する活躍を見せました。翌シーズンチェルシーFCでプレーしたのですが、程なくしてまた移籍、チェルシーFCではリーグ戦3試合リーグ杯3試合にしか出場しませんでしたよ。
ヴォルフスブルクでドイツ年間最優秀選手に
出場機会を求め、2014年1月にドイツのVfLヴォルフスブルクに移籍。2013-2014シーズンは途中加入ながらリーグ戦16試合に出場し、3得点。2014-2015シーズンはリーグ戦34試合全てに出場して10得点20アシスト、カップ戦にも6試合に出場して1得点記録する活躍を見せ、ヴォルフスブルクを2位に押し上げる原動力となりましたよ。同年のドイツ年間最優秀選手にも選ばれています。
マンチェスター・シティFCに移籍
2015-2016シーズンはヴォルフスブルクでリーグ戦二試合カップ戦一試合に出場した後、2015年8月30日にマンチェスター・シティFCに移籍、この時の移籍金はクラブ歴代最高額の5500万ポンドでした。加入年は怪我で2ヶ月ほど離脱するということもありましたが、リーグ戦25試合で7ゴール9アシストを記録、カップ戦1試合で1ゴール、リーグ杯5試合で5ゴールを記録するなど大活躍でした。
2015年から2025年までマンチェスター・シティFCで活躍
その後ケヴィン デ ブライネ選手は2025年マンチェスター・シティFCでプレーを続けました。その間、リーグ戦284試合に出場し、72得点を記録しましたよ。チームの年間最優秀選手賞には2016年、2018年、2020年、2022年の4度輝いており、ケヴィン デ ブライネ選手が所属していた間、マンチェスター・シティFCはリーグ戦で6度優勝を果たしました。特に2017-2018シーズンから2023-2024シーズンは2019-2020シーズンの2位を除いて全て優勝、圧倒的な強さを誇り、その中核にケヴィン デ ブライネ選手がいましたよ。
ケヴィン デ ブライネの代表経歴
ここからはケヴィン デ ブライネ選手の代表経歴について紹介します。
ベルギートップチームデビューは2010年
幼い頃から神童であったケヴィン デ ブライネ選手は当然のようにU-18、U-19、U-21のベルギー代表に名を連ねてきました。そして2010年8月、19歳の時に親善試合のフィンランド代表戦でトップチームデビューを果たしました。2012年10月のワールドカップ予選、セルビア戦では代表初得点を入れています。
2014年にワールドカップ初出場
自身のワールドカップ本戦初出場は2014年のブラジル大会でした。同大会のグループリーグ第一戦、アルジェリア戦では同点弾をアシストする活躍を見せ、マン・オブ・ザ・マッチに輝くという鮮烈デビュー、決勝トーナメント一回戦でも決勝点をアシストする活躍を見せました。この大会では、チームは準々決勝まで進出しています。
2018年のロシアワールドカップでは日本戦や決勝トーナメント準々決勝のブラジル戦で決勝点を記録、3位決定戦のイングランド戦でもアシストを記録する活躍で、チームの3位入賞に貢献しました。
代表キャプテンに就任
2022年のカタールワールドカップでもグループリーグ3試合全てにフル出場するも、0ゴール0アシスト。チームもグループリーグ敗退となりました。その後、2023年3月にエデン アザール選手が代表引退することとなり、ケヴィン デ ブライネ選手はベルギー代表の新しいキャプテンに就任、同年6月のモンテネグロ代表との親善試合では自身代表戦100試合出場を自らのゴールで飾りましたよ。
ケヴィン デ ブライネの個人タイトル
ケヴィン デ ブライネ選手はマンチェスター・シティFCに移籍した2015年以降、個人タイトルを多数獲得しています。PFA年間ベストイレブンには5回、アシスト王に4回、プレミアリーグ年間優秀選手賞に2回、PFA年間最優秀選手賞に2回輝いています。また、2018年のFIFAワールドカップではドリームチームに選ばれており、UEFAクラブ・フットボール・アワードでは2019-2020シーズンの最優秀MF賞に選ばれています。
最後に
今回はケヴィン デ ブライネ選手の成績や経歴、歴代所属チームについて紹介しました。現在34歳、ベテラン選手の域に達してきたケヴィン デ ブライネ選手は、2025年よりイタリアのSSCナポリにフリートランスファーで加入、新天地でさらなる輝きを放ちます。勿論ベルギー代表のキャプテンとなってからの2026年のワールドカップでの戦いぶりにも注目です!





