フットサル チーム練習|トレーニングは大きく分けると3種類

ご無沙汰しております。トレーニングクリエイター高垣です。

さて皆さまはどんなチーム練習をしてますか?

またはどんな練習を考えて指導してますか?

今回はトレーニングの作り方の基本を書いていきたいと思います。

ちなみに、私が監督してます広島FDOは今年 地域チャンピオンズリーグにて日本3位になりました。

結果には満足してませんが、日頃のトレーニングの成果が少しは出たのではないかと考えております。

では、本題にはいります。

まずトレーニングを作成するうえで、どこから考えるかということなのですが、

私はこのような順番で決定しています。

1.相手チーム・自チームの分析
2.時期
3.キーファクター設定

そしてオーガナイズ。

 

さて、対戦相手がどんなチームで特徴は何か、今自分たちに足りてるものは?足りないものは?

現在シーズン中なのか。シーズン前なのか。

何を改善強化するべきなのか。というところから考え始めます。

 

ここからが重要なポイントなのですが、トレーニングは大きく3つに分けられます。

・アナリティックトレーニング

・グローバルトレーニング

・インテグラルトレーニング

これらを1つずつ紹介していきます。


アナリティックトレーニングとは?

相手のいない、主に認知・決断・実行の実行の部分を改善強化するトレーニングです。

PASU
対面パスやドリブルなど、相手からのプレッシャーなどがない状態で、技術面に集中してトレーニングします。

グローバルトレーニングとは?

相手がいるがシンプルなトレーニングです。

グローバル

ルール(負荷が1・2種類)簡単なボールポゼッションやシンプルな2対1や1対1です。

アナリティックトレーニングと違い、実行部分だけでなく、認知と決断も加わってきます。

インテグラルトレーニングとは?

私が1番お話ししたく、知っていてほしいトレーニングです。

コート222

インテグラルトレーニングは3つの方法で行われます。

『前・中・後』『ゲーム課題』『実ゲーム』

この3つのトレーニング方法を用いてトレーニングを作成していきます。

私が1番多く利用しているのはインテグラルトレーニングです。

本当にインテグラルトレーニングは大切なので、別記事で解説しております。

関連記事:フットサルチーム練習|インテグラルトレーニングの必要性


最後に少しだけ。

フットサルにおいての戦術とはスペースと時間である

どこにスペースを作り、いつ誰が埋め・利用するのか?

どのタイミングで行うのか・・・。

これが時空間認知能力

認知・決断・実行 スペースを作る・埋める・利用する。

こういったプレーを瞬時に判断決断できる選手がエリートレベルではないかと考えている。

 

最後の最後になりますが、私高垣が名言を残します。

戦術とはピッチ上に起こるさまざまな個人・グループ・チームの問題を解決する方法で、それが目的ではない。

要するに戦術をするためにフットサルをしているのではなく、あくまでゴールするためや問題が起きたときの解決策なんですよって意味です。

 

JFAのフットサル教本に載っていました。