【ベルギー】シントトロイデンVVに日本人選手が多いのはなぜ?所属選手を紹介

【ベルギー】シントトロイデンVVに日本人選手が多いのはなぜ?所属選手を紹介

ベルギーのプロサッカー最上位リーグ「ジュピラー・プロ・リーグ」に所属するシント=トロイデンVV。日本人選手を多く抱えるチームとしても有名です。

今回はシントトロイデンVVに日本人選手が多い理由などを紹介します。

シントトロイデンVVに日本人選手が多い理由は?

シントトロイデン に日本人選手が多い理由は、まずベルギーリーグが日本人選手にとって都合がいいリーグであることが挙げられます。

ベルギーリーグは、他の国のリーグには多くある「外国人枠」というものがなく、ベルギー国内で育成された選手を最低6人トップチームに登録しておけば、後のチーム編成は自由という特徴があります。そのため、外国人選手がプレー機会を得やすいリーグなのですね。

加えて、日本人選手がJリーグから欧州5大リーグを目指すうえで、ベルギーリーグはステップアップに適切だという事情もありますよ。

親会社が日本企業のDMMグループであることも大きい

2017年に日本のECサイトを運営するDMMグループが、日本企業として初めて欧州クラブであるシントトロイデンVVの経営権を獲得しました。

この買収には日本サッカーの欧州拠点化というコンセプトがあり、必然的に日本人選手も増えているのですね。

ベルギーリーグの中でも特にシントトロイデンVVに日本人選手が多い理由はここにあるのです。

DMMは、なぜシントトロイデンを買収した? 同社取締役が語る真意 – footballista | フットボリスタ

シントトロイデンVVに所属している日本人選手

ここからはシントトロイデンVVに所属している日本人選手について紹介していきます。

鈴木彩艶

最初に紹介するのは鈴木彩艶選手です。現在21歳、AFCアジアカップ2023で正キーパーを務めるなど日本代表としても活躍しています。

2021年より浦和レッズで活躍していましたが、2023年8月にシントトロイデンVVに期限付き移籍。2024年7月より完全移籍となりますよ。

小川諒也

続いて紹介するのは小川諒也選手です。現在27歳、ポジションはディフェンダーです。

2015年よりFC東京で活躍、2022年5月よりポルトガルのヴィトーリアSCに期限付きで移籍しました。2023年6月から、今度はシントトロイデンVVへと期限付き移籍。契約期間は2023年7月1日から丸々一年間ということで、今後の動向が注目されています。

山本理仁

続いて紹介するのは山本理仁選手です。現在22歳、ポジションはミッドフィルダーです。

2019年、高校二年生ながら東京ヴェルディのトップチームに昇格し、同年にトップデビューを果たした実績を持つ山本理仁選手。2022年にガンバ大阪へ完全移籍しましたが、2023年よりシントトロイデンVVへ期限付き移籍となりました。山本理仁選手も契約期間は2023年7月1日から丸々一年とされています。

藤田譲瑠チマ

続いて紹介するのは藤田譲瑠チマ選手です。現在22歳、ポジションはミッドフィルダーです。AFC U23アジアカップでは主将としてチームを優勝へ導きましたよ。

2019年より東京ヴェルディトップチームに2種登録され、同年にトップチームデビューを果たした藤田譲瑠チマ選手。その後徳島ヴォルティス、横浜F・マリノスへの移籍を経て、2023年7月にシントトロイデンVVへ完全移籍しています。

伊藤涼太郎

続いて紹介するのは伊藤涼太郎選手です。現在26歳、ポジションは主にミッドフィルダーです。

2016年、チーム5年ぶりの高卒ルーキーとして浦和レッズに入団した伊藤涼太郎選手。以降水戸ホーリーホック、大分トリニータ、アルビレックス新潟でのプレーを経験し、2023年6月にシントトロイデンへ完全移籍しました。

岡崎慎司

最後に紹介するのは岡崎慎司選手です。現在38歳、FIFAワールドカップを三度戦ったレジェンドフォワードです。

清水エスパルスでキャリアをスタートし、ブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトと1.FSVマインツ05、プレミアリーグのレスター・シティFC、セグンダ・ディビシオンのSDウエスカ、FCカルタヘナを経験しました。2022年8月よりシントトロイデンに移籍、2024年2月に今季限りでの引退を発表しています。

最後に

今回はシントトロイデンVVに日本人選手が多い理由などを紹介しました。

今後も新たに日本人選手を獲得していくと思われるシントトロイデンVV。これからの動向に要注目です!