こんにちは。リガーレヴィア葛飾(FリーグDiv2)No.14の米谷です。
今日はフットサルに使用するシューズについて書きたいと思います。
人間、足の形は千差万別。自分のお気に入りのフットサルシューズを見つけるのに苦労してると思います。
僕も足の形から合うフットサルシューズが中々無いので本当に苦労しています。
そんななかで出会ったのがなんとバドミントンシューズ!かなり重宝しています!
そこで今回は、僕がシューズを選ぶ上でポイントにしているところと、なぜフットサルにバドミントンシューズなのかの理由を紹介します!
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僕がフットサルに使うシューズの選び方
プレースタイル
僕のフットサルでのポジションはアラです。
関連記事:ポジション解説/アラってどんなポジション?役割や特徴は?
アラの特徴として、プレー範囲が広範囲であり、走行距離が長いです。
攻撃では前線まで走り、守備では前線からプレスをかけながら、場合によっては自陣ゴール前まで徹底します。
自分のプレースタイルは、攻撃においてドリブルを多く、守備においては高い位置でプレッシングを行うため、ストップ&ゴーの動作を頻繁に行います。
この走行距離が長いことと、ストップ&ゴーが多いことで、求められるシューズというのが中々ありません。
足の形
僕の足の形は、日本の中の日本、足の甲が高く、足の幅も大きい、甲高幅広です。足幅サイズで言うと、3Eから4Eになります。
ですので、中々合うシューズがありません。
その中でも、僕が選ぶポイントにしているものを紹介します。
シューズを選ぶポイント
足幅
上記に書いたように、足幅がかなり広いので、ソールが広いものを選びます。
底のソールの形
シューズを裏返しにしてみたことありますか?
各メーカーごとに全然違います!
僕がお店でシューズを選ぶときに最初にやることは、シューズを裏返しにしてソールの形を見る事です。笑
クッション性(硬さ)
カカト部分のクッション性を見ます。ここが硬いと、足首や膝の負担が大きくなるので、慎重に見ます。
足入れの高さ
足入れ部分から底にかけての高さになります。ここも各メーカーそれぞれで、ミズノはかなり低いです。
ここが高くないと、甲が高い自分にとって足首が不安定になりやすく注意しているところです。
今はいているシューズ
公式戦
アシックス カルチェットワイド5
安定のアシックス。笑
足幅は少し狭いので、伸ばして履いています。
クッション性、足入れの高さがフィットして使ってます。
ただ、廃盤になっており、在庫がないので、次のシューズを探さなくてはいけません。笑
練習
ヨネックス パワークッション64(バドミントンシューズ)
最近は、フットサル用にバドミントンシューズや卓球シューズを使用する選手が増えていますが、僕も使用しています。
このシューズの良さは、一番は軽さ。厚みがあるように見えますが、ものすごく軽いです。
シューズ価格も高くはないので取り入れやすいシリーズかと。
バドミントンシューズをフットサルに使うワケ
なぜ、バドミントンシューズかというと、クッション性とクイックネス(アジリティ)に対して考えて作られたシューズは、フットサルにも適用できるからです。
バドミントンの競技性を考えると、前後左右に激しいクイックネスが求められ、かつ地面への踏み込みが強いので高いクッション性が求められます。
フットサルの競技特性と近いですね。
この特性から考えると、バスケットシューズやバレーボールシューズでも良いんじゃないか?と考えられますが、そうもいきません。
バスケットシューズは、足首を保護するためゴツいシューズが多くボールを扱うという部分について決定的に不足しています。
当たり前ですね。笑
そもそもローカットシューズがほとんどありません。笑
バレーボールシューズは、シューズの形状はフットサルシューズに近いものもありますが、クッション性を重視しているため、丸みのあるシューズが多くボールを扱うという部分について不足しています。
これも当たり前ですね。笑
さらに、足の甲の部分が基本的にメッシュ加工されているので、シュートを打つときにインパクトしにくいです。
バスケットシューズやバレーボールシューズに比べて、バドミントンシューズはクッション性とシューズの形状がフットサルシューズに近いものも多く、選びやすいシューズと言えます。
クッション性もあり、激しいクイックネスに耐える耐久性も兼ね備えているバドミントンシューズはフットサルシューズにも十分適用できるものであると考えています。
卓球シューズについては、よりフットサルシューズの形状に似ているものも多く良さそうです。
ミズノの卓球シューズは、足入れの高さも程よく(切り替えし動作が多く足首の捻り防止を考慮してでしょうか?)、クッション性もありそうなので興味があります。ですので卓球シューズも検討しています!
バドミントンシューズを実際に履いてみた感想
実際にフットサル時にバドミントンシューズを履いてみると、かなり良いです!!
まずはクッション性が抜群に良いので、カカトへの負担がかなり減りました。全然痛くない。
次に、動き出しも速くなります!地面に対しての反発力をパワーに変えるような設計をしているので、動き出しに軽さを感じます。
シュートが強くなりました!これも地面の踏み込みの力が伝わりやすくなっているからかもしれません。
シューズの耐久性が高いです!
半年くらい履いていますが、ソールは全然減っていません。革もまだまだ丈夫です!
今回紹介したバドミントンシューズ、かなり良いです。
実は、このモデルが旧モデルなので在庫のみとなり、まとめ買いしてます。
在庫無くなったら次は卓球シューズかなと考えています!
バドミントンシューズや卓球シューズの注意点
バドミントンシューズの良さを紹介してきましたが、とはいってもフットサル専門外のシューズなので注意が必要です。
小指の付け根付近の滑り止め
バドミントンシューズで一般的なのが、小指の付け根あたりの外側に当たりがついています。
おそらくサイドステップに対して外側に逃げないようにしているものだと思いますが、これが意外とくせ者です。
ここに当たりがあると、足の幅がジャストしない場合、常に小指の付け根に圧力が加わり、小指を痛めたり第5中足骨やその付近の筋腱を痛めたりします。
基本的に人工革であるバドミントンシューズは革が伸びにくいため、圧力が加わりやすいことも影響していると考えます。
僕は、今のシューズにも当たりがありましたが、カッターで切りました。笑
これをやったことで、圧力がなくなり、痛みなどの問題なくプレーできています。
甲より下のスペースに多少の違和感
バドミントンシューズの特徴かもしれませんが、足の甲に少し隙間ができるシューズが多いです。
シューズの形状によりますが、フットサルシューズであれば、ラインが足の甲に沿ってつま先部分が地面に流れていきますが、バドミントンシューズですと、つま先付近が盛り上がることが多いです。
そのため、ボールの底を蹴り上げたり、インステップシュートなどで蹴りにくさを感じる選手は多いようです。
ちなみに僕の使用しているシューズはほとんど違和感はありません。僕が、甲高ということもありますが。笑
ソールが厚いため、ボールコントロールに違和感を感じる
クッション性を重視するため、ソールが厚いシューズが多いです。そのため素足感覚を求める人には足の裏でのボールコントロールに違和感があるかもしれません。
僕も感覚を大事にしますが、そこまで違和感はありません。
長距離のランニングに対して考えられていないシューズもある
バドミントンは大体前後左右5歩以内でのプレーが多く、俊敏性に特化したシューズになります。
そのため、長距離を走る場合に対して考えられていないシューズもあります。
ヨネックスですと、履いてみたら分かるのですが、内部のソールの形状が若干ですが内側に傾いているシューズもあり、母指球に自然に乗るような作りになっています。
パワーポジションからすぐに動くプレーにはよいですが、20×40mを走り続けるフットサルだと負担がかかりやすくなります。
僕の履いているヨネックスのシューズはフラットなソールなので違和感なく長距離も走れます!
バドミントンシューズや卓球シューズを考えているなら試し履きを!
ここまで書いてきましたが、書き始めると山程書くことがあるくらい、フットサルのシューズ選びには苦労しています。笑
やはり、どんなシューズにせよ一度試し履きして検討することを絶対にオススメします!
皆さんにとってケガのないフットボールライフを!
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リガーレでの選手としての活動の他、東京都フットサルリーグのチーム監督としても活動しており、
勝てる競技フットサルチーム作りのポイントなどを書いているので、他の記事もぜひご覧ください!
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いつもシューズ選びに悩みます。
そんな幅広、甲高の僕にとって、
このアイテムはとても重要です。これ真ん中の金属部分が回しやすく、シューズに入れた後に、
広げたい部分に当てやすい。皮が馴染むまで痛み我慢しながら履くことが減りました! pic.twitter.com/1CkuX4jctC
— 米谷悟/フットサル選手/監督 (@satoru_legit) May 1, 2022