こんにちは。リガーレヴィア葛飾(FリーグDiv2)の米谷です。
試合中に、ボールを持っている味方が自分の方へドリブルしてくることはないでしょうか?
おいおい!こっちにドリブルしてくるなよ!
ドリブルしてる方も、おいおい!そこにいないでくれよ!
と言う風に。最悪、試合中に味方同士で正面衝突!なんてことも。
今回は、ボールを持っていない選手がどのように動けば、ドリブルする選手が相手にとって有効になるのか?ということを解説していきます!
この記事をオススメする方
✔ ドリブルしている選手へのサポートがわからない選手
✔ ボールを持っていない時に足が止まってしまう選手
ボール無しの動き「引っ張り」
まずは動画をご覧ください!
画質が悪くてわかりにくいですが、赤の7番の選手に注目してください。フットサルスペイン代表のPOLA選手です。(読み方はポラですかね?)
7番POLA選手が右サイドに動いた後、同じサイドで4番BEBE選手がドリブルを開始したのと同じタイミングで、POLA選手が前へ走りました。
この動きが「引っ張り(シンバロン)」になります。とても重要な動きで、知っていたらかなり有効です!!
補足ですが、POLA選手の走っている時の顔の向きにも注目してください。
ボールを持っている味方を見ながら、「一緒に見える」ボール保持者の守備と自分のマークの状況を見ながら、今回の動画では背後でサイドから中央へ動いていますね。
このように、間接視野を使いながらプレーすることも今後の記事で書いていきたいと思います!
プレーのポイント解説
難易度:C
まず、これはフットサル初心者・未経験者でも意識次第で出来るようになるので、難しくないです。
どんどんトライしてください!
ポイントは、自分をマークしている守備者の視野外に動くこと!!
どういう原理なのか?
図をご覧ください。
図のように、守備者は①ボール保持者と②ボール非保持者の2項管理することが一般的です。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
なので、赤のボールを持っていない選手が引っ張る動きをするとどうなるでしょうか?
黄色DFは下がらないと対応できなくなりますね。
もし、下がらないと攻撃者が1人フリーになってしまいます。
下がると、ボール保持者のドリブルするスペースを空けてしまいます。
どうしたら良いでしょうか?笑
なので、動画のようにシュートまで持ち込める可能性は高くなります。
このように、守備者の2項管理ができない場所で動き続ける意識が重要ですので、引っ張る時は思い切り引っ張りましょう!
引っ張る時の注意点
ボールを持っている味方に対してのプレッシャーの強さを見る。
ボール保持者のプレッシャーが強い中で、やみくもに引っ張ってしまうとボールを持っている選手が孤立してしまいます。
孤立していることが悪いことではないですが、選手の能力に左右されてしまうので、一般的には、プレッシャーが強ければサポートを優先します。
まとめ
今回は、「引っ張り」について紹介しました。
この動きは、足が止まらなければすぐできるようになります!なぜなら、ボールを扱っていないからです!
味方が自分に向かってドリブルしてきたら、引っ張ってみましょう!
あれ?フリーになった!とか、ドリブルしてる選手がシュート打てた!とか、
ボール無しの動きが好プレーを生み出します!
フットサルのゲーム原則を説明していないので、中々わかりづらいところもあるかと思いますが、もし疑問点やご指摘などあれば、ご質問ください!
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