すぐできるフットサルの動きかた|斜めに抜けていく【コルタ】解説

こんにちは。リガーレヴィア葛飾(FリーグDiv2)の米谷です。

突然ですが、フットサルの試合中、ボールを持っていない時間というのがどのくらいか知っていますか?

(公式戦の場合の)40分の試合時間の中で、38分から39分と言われています。

そう、試合中ほとんどボールを持てないんです。笑

 

このボールを持っていない時間に、どれだけ質の高い動きができるかが重要です。

そこで、チームにとって効果的な動きをするために必要な動きを紹介します!

ボールを持っていないときに、どんなことをすれば良いかがわかれば、ドリブルが苦手でも、パスが苦手でも、シュートが苦手でも、チームを勝利に導くことができます!


ボール無しの動き:コルタ デ シンバロン

今回は、コルタ デ シンバロン(以下、コルタ)について紹介します。

「コルタ デ シンバロン」とは「ボール無しで切る」と訳すことができます。

スペイン語でかっこよく言ってますが、要は斜めに抜ける動きです。笑

一般的にはサイドからセンターに切っていくように動くプレーになります。

「サイ」なんて言っている人もいます。「サイ」はポルトガル語からきていますね。

参考動画

今回は僕が監督している、東京都フットサルリーグ3部所属YHSの練習動画を切り取って見ました。

このように斜めに抜けていく事で、スペースを上手く使ったり、味方のパスコースを空けてあげることもできます。

この動きをすると相手ディフェンスはついていくかどうか迷い、効果的な攻撃に繋がります。

プレーのポイント解説

難易度:C

ポイントは、味方に挟まれたら抜ける!です。

 

僕はオセロに例えたりします!

味方に挟まれているという事は、そこから動けば必然として飛ばしのパスコースが空くわけです。

この図のように。

もし、赤4が斜めに抜けてセンターに来たとしたら、窮屈に感じませんか?

赤4が斜めに抜けるのも間違いではないですが、配置上安定するのは赤2の方が安定しますね。

コルタの効果

ボールを持っている味方の選択肢を増やす

上記図のように、赤2が抜ける事でパスコースが3つになります。

相手ディフェンスを迷わすことができる

上記図のように、赤2が抜ける事で、青2は残るか赤2についていくか迷います。

3人目の動きになり、相手DFよりも主導権を握ることができる

もし、赤3が赤4にパスを出した時、赤2の抜ける動きはそのまま赤4へのサポートになります(3人目の動き)

導入するには

自分は味方の間に挟まれているか見る。

味方に挟まれていたら、抜けてみましょう。

抜けている時に、どんなことを見なくてはいけないか、どんなことを考えなくてはいけないか、ここもすごく深くて重要な部分であり、書き出すと尽きないので、別に書こうと思います。笑

コルタが発生する条件付きの練習を行う。

練習方法については、別に記載しようと思います。気になる方はお気軽に連絡ください!

まとめ

今回は、ボール無しの動き「コルタ」についてご紹介しました。

ボール無しの動きの中で不可欠の動きになりますので、是非トライして習得しましょう!

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